CONCEPT
EVERYDAY BEすべての人が自宅で暮らせるよう
日本の未来を考える企業として今、わたしたちができること
「いつまでも健康でいたい」その願いを叶える介護を
現在⽇本⼈の平均寿命は、医学の発展とともに毎年延びており2050年には⼥性の平均寿命が90歳を超えるといわれています。“長生き”できる環境が整った⽇本で今問題視されているのは健康寿命を延ばすこと、です。健康寿命とは、⽇常的・継続的な医療・介護に依存しないで、⾃分の⼼⾝で⽣命維持し、⾃⽴した⽣活ができる⽣存期間のことを⾔います。平均寿命が延びる=健康寿命が延びるわけではありません。これからの⽇本は寿命とともに健康寿命を延ばさなければならないのです。
平均寿命
歳
平均寿命
歳
また、2025年には、介護が必要な人が253万人いるのに対して、介護スタッフは215万人しか確保できないとされています。約38万人もの介護スタッフが不足するということは、それだけ、介護が必要でもサービスを受けることができない人が増えてしまいます。2050年には、団塊ジュニアの世代がすべて75歳以上となります。つまり若い世代は、ほぼマンツーマンのような形で、高齢者を支えなければなりません。
施設入所に頼らない社会へ
介護というといわゆる老人ホーム(高齢者施設全般)をイメージする方も多いようです。しかし年間約1万人程度増加している施設サービス利用者に対して、在宅サービス利用者は年間15万人程度増加しています。今後「介護が必要になったら誰でも老人ホームで安心して過ごせる」というのは現実的ではありません。
私たちは、「例えば施設がゼロでも何とかなるシステム」を構築し、「望めば自宅で最期まで暮らすことができる社会」を提案しつづけています。それには大きく2つの改革が必要だと考えています。1つは「介護予防」です。日本の介護保険制度では未だに「中重度のサービス」という位置づけにされがちな医療サービス(看護・リハビリ)ですが、これらを早期に提供できるシステムにすることで、そもそも要介護となるきっかけになりやすい転倒・骨折や脳卒中や認知症を早い段階から予防しようというものです。「健康寿命を1日でも長く」をテーマに各分野の専門職が集結し知恵を出し合っています。2つ目は職員側の体制です。介護分野の人材不足どころか、労働者人口そのものが減少していく日本において、「介護は重労働で低賃金」な状態ではどんな高度なシステムも「やる人がいない」状態になってしまいます。また在宅ヘルパーの高齢化は深刻で、平均年齢から計算しても近い将来(2030年ごろ)にはヘルパーが激減することが予想できます。そこで当社では業界でもめずらしく新卒採用を積極的に行い、若い世代から教育を重ね、多様な年代構成のヘルパーステーションを作り上げ、将来の日本の介護を背負っていく人材を養成しています。
健康寿命をながく
介護予防特化で一人でも多くの方が、
1日でも長く在宅で
在宅医療・介護業界を発展させる
在宅特化で一人でも多くの人が、
この世界で誇りをもって仕事をする