家事・育児を担いながら
10年続けてきた
人と会話し
寄り添う訪問介護

訪問介護員/パート

松本 久美

Kumi MATSUMOTO

友人の勧めから
初任者研修資格取得へ挑戦

私がロジケアに入ったのは2014年頃です。きっかけは、ロジケアで働いていた友人に声をかけてもらったことでした。当時はお弁当屋のパートと子育てで毎日バタバタしていましたが、「資格取得の研修があるから受けてみない?」と誘われ、ロジケアの事務所で開かれていた初任者研修に通いました。週1回の通学で資格を取ることができ、そのままパートのヘルパーとして働き始めました。
もともと人と関わる仕事が好きでしたが、子どもが4人いて育児に追われる中で仕事を増やしたいけど踏み出せずにいました。そんな時に友人から背中を押され、「短時間なら私にもできるかもしれない」と思えたのが最初の一歩でした。資格を取るまでは不安もありましたが、実際に講師や一緒に学んだ仲間と接する中で介護の魅力を知り、思い切って挑戦して良かったと今では感じています。

子育て・親の介護・孫の世話と
両立できる働き方

パートという形だからこそ、私はここまで続けてこられたと思います。朝や夕方の1時間だけ入るなど、自分の生活に合わせて時間帯を調整できるのがありがたいです。子どもが小学生だった頃は学校行事や保育園の呼び出しもありましたし、今では年老いた親や孫の世話も増えてきました。そんな時でも「大丈夫ですよ」と快く調整していただけるので、本当に気が楽です。
また、パートという働き方は私にとって家庭を大切にしながら働ける大きな支えでした。子どもの体調不良や親の通院に付き添う必要があっても柔軟にシフトを組み替えていただけますし、休むことで同僚に負担をかけてしまう不安も少なくて済みます。掛け持ちで続けているお弁当屋の仕事と両立しながら、10年以上続けられていることに感謝しています。家庭も仕事もどちらも無理なく続けられることが、この働き方の一番の魅力です。

人助けの経験から
介護の仕事に関心を持つように

資格を取る前はチラシ配りのアルバイトをしていたのですが、その頃に不思議な体験が続きました。夜中に徘徊していた認知症の高齢女性に出会ったり、溝に落ちていた男性を助けたり、道端で倒れていた女性に救急車を呼んだり…。わずか1年の間に立て続けに高齢者の人助けの場面に遭遇したのです。
その話を友人にしたら「それは高齢者のお世話を呼ばれているんだよ」と言われました。その言葉に背中を押され、介護の道に進む決心がつきました。思い返せばそれまでの経験も、人と関わる場面が多かったと感じます。偶然ではなく必然の流れだったのだと今では思いますし、自分にとって介護の仕事は天職なのかもしれません。
matsumoto matsumoto

利用者さんとの
会話を通じて気づく変化

私は利用者さんとの会話をとても大事にしています。時間で区切られて業務は終わっても、余裕があればその後に少し残ってお喋りをすることがあります。会話の中で利用者さんの体調や気分の変化に気づけることがあります。「あれ、いつもと少し違うな」と思ったら、サ責に伝えるようにしています。
高齢になると人と話す機会が減り、孤独から認知症が進んでしまうこともあると思います。だからこそ、たわいもない話でも会話を重ねることが大事だと思っています。雑談の中から「目線が前と違う」「ぽーっとしている時間が増えた」など、小さな変化に気づけることもあります。こうした積み重ねが訪問介護の重要性だと感じています。時には世間話が長くなり、帰りが遅くなることもありますが、その何気ないやり取りが利用者さんのサポートにつながっているのだと実感しています。

登録だからこそ
無理なく続けられる

パートタイムの一番の魅力は、時間の融通がきくことだと思います。社員のようにフルタイムで働くのではなく、自分の都合に合わせてシフトを組めるので、子育てや親の介護と両立できました。
さらに、ロジケアでは定期的にアンケートをとったり、意見をメールで伝えられる仕組みが整っています。事務所に出勤する機会が少ないパートでも、働きやすい体制を整えてくれていると感じています。現場の声を聞いてくれる仕組みがあるのは心強いです。年々規模が大きくなっていますが、それに合わせて働きやすさも進化しているのを実感します。
matsumoto homehelper

人と関わり続けたい

私は現場で人と接することが好きです。マネジメントや管理職を目指す道もありますが、私自身は「利用者さんと直接向き合い続けたい」という気持ちの方が強いです。
施設で働く介護士の友人からは時間に追われて会話もできないとよく聞きます。寝たきりの方ばかりで、会話をする余裕がないと。人と接している実感がなく、自分が人間らしさを失っていくと話していました。私は人と会話するのが好きだからこそ、訪問介護の現場にやりがいを感じています。利用者さんと一対一で関わり、信頼関係を築けるのは訪問ならではの強みです。

これからも自分らしく働き続けたい

正社員になることを勧められることもありますが、私は今の働き方で十分満足しています。現場でおじいちゃんおばあちゃんと関わり、会話をしながら楽しく働けることが一番の喜びです。
子育て中の方でも、パートなら自分の生活に合わせて働けます。子どもが病気のときでも、周りがカバーしてくれる体制があるので安心です。訪問介護は「人と接することが好き」という気持ちを大切にできる仕事です。私自身、これからもこの働き方で利用者さんに寄り添い続けたいと思っています。利用者さんから「ありがとう」と言ってもらえる瞬間が、これからも私の一番の励みになると思います。