あきらめずに挑んだ
ケアマネの道
支え合える仲間がいるから
続けられる仕事

ケアマネジャー

尾崎 奈保美

Naomi OZAKI

CMozaki

ヘルパーからケアマネジャーへ
一念発起の資格挑戦

もともとヘルパーとして長く働いていましたが、体力的な限界を感じていました。腰を痛めることも多く、「この仕事を定年まで続けられるだろうか」と思うようになったんです。
先を見据えたときに、知識を生かして長く働ける職種に挑戦しようと思い、ケアマネジャーを目指しました。
試験には3回挑戦しました。2回落ちたときは悔しかったですが、「絶対になってやる」という気持ちは揺らぎませんでした。仕事と家事を終えたあと、スーパーのイートインコーナーやカフェの一角で夜遅くまで勉強。家では集中できなかったので、自転車で関西スーパーやライフに行き、閉店ぎりぎりまで机に向かっていました。眠気と闘いながらの毎日でしたが、あの時間が自分を変えたと思います。

50歳を前に決意した
新しい環境への挑戦

ヘルパー時代から勤めていた職場でケアマネになりましたが、「このままずっと同じ環境でいいのか」と考えるようになりました。50歳を前に、「違う環境を見てみたい」という気持ちが強くなり、思い切って転職を決意。マイナビでロジケアを紹介されました。
正直、環境を変えるのは不安もありました。長年いた職場を離れ、新しい地域・新しい仲間の中に飛び込むのは勇気がいりました。それでも、「50までにもう一度挑戦したい」という気持ちが勝ちました。
入社直後は退職者の引き継ぎもあり、最初から多くの案件を担当することに。まだ利用者さんのことも把握しきれず、市をまたぐと介護保険の運用や申請方法が変わるため戸惑うことも多かったです。
「同じ介護保険なのに、こんなに違うのか」と驚きの連続でしたが、その都度、周囲の同僚がフォローしてくれました。困ったときに誰かがすぐに気づいて声をかけてくれる。あの時期を乗り越えられたのは、仲間の支えがあったからです。
CMozaki CMozaki

利用者に寄り添いながら
関係を築く

ケアマネジャーの仕事は、利用者さんやご家族の人生に深く関わる仕事です。
80代、90代の方々がどんな生活を送ってこられたのかを私たちは知りません。だからこそ、少しずつ信頼関係を築きながら、「これからどう暮らしていきたいのか」「どんな支援を望んでいるのか」を探っていきます。
訪問の目的やケアマネジャーの役割を理解していただけないこともあります。
書類の受け渡しが多いため、「そんな紙いらない」と言われることもあります。
けれど、何度も通ううちに少しずつ打ち解け、「お待ちしてます」「近くに来たら寄ってね」と声をかけてもらえるようになります。
そうした言葉をいただくと、受け入れてもらえていると感じます。
ターミナル期の利用者さんを担当することもあります。
ご本人が「家で最期を迎えたい」と願うなら、その思いを叶えるのが私たちの役割。
ご家族の負担を考えながら、できるだけ穏やかに過ごせるよう支援します。
ご家族から「家で過ごせてよかった」と言葉をいただくと、この仕事を続けてきてよかったと思えます。

一人で抱え込まない
支え合うロジケアのチーム体制

ケアマネジャーは基本的に、一人で判断・対応する孤独な仕事です。自分の担当する利用者さんの方針を自分で決め、最後まで責任を持たなければなりません。だからこそ、仲間との助け合いが欠かせません。
ロジケアでは週1回の会議で事例を共有し、「このケースはどう進めたらいいか」「こんなサービスを使ってみたらうまくいった」など意見を出し合える雰囲気があります。
お互いの考えを聞くことで気持ちが楽になったり、方向性が見えることも多く、一人で抱え込まずに進められるのがありがたいです。
事業所内では机が近く、職員同士がギュッと集まって仕事をしているため、困っている人がいれば自然と気づいて声をかけることができます。
自分の業務をこなしながらもお互いを察し合い、「誰かが困っていないか」を気にかける文化があります。
そうした雰囲気があるからこそ、孤独を感じずに働けるのだと思います。
ロジケアはケアマネジャーの人数が多く、小規模事業所のように3〜4人で手一杯という状況ではありません。新人が入っても周りがしっかり支えられる余裕があります。「困ったら誰かが手を差し伸べてくれる」——それがロジケアのチームの一番の魅力です。
CMozaki cm OZAKI

ケアマネとしての
これから

ケアマネの仕事は正解がない世界です。一人ひとりの人生や家族構成、環境が違うからこそ、答えを探しながら進むしかありません。それでも、「あなたにお願いしてよかった」と言ってもらえたとき、この仕事を選んでよかったと思います。
これからも利用者さんやご家族に寄り添いながら、仲間と支え合い、学び続けられるケアマネジャーでありたいと思っています。